逆さまつげはまつ毛の先端が目の中に入ってしまう厄介な悩みです。
痛みや違和感などのトラブルや、マスカラが塗りづらいなど日常生活に支障をきたしている人も多いのではないでしょうか。
そんな逆さまつげを解消するための方法として、まつ毛パーマという美容施術が注目を浴びています。
そこで今回、まつ毛パーマで逆さまつげを解消できるかについて解説しています。逆さまつげの人がまつ毛パーマをかけるメリットの他にデメリットやいくつかの注意点もあわせてご紹介しています。
逆さまつげで悩んでいる人は、ぜひこの記事を参考に普段のストレスから解放されてくださいね。
逆さまつげに効果的なまつ毛パーマとは?
まつ毛パーマとは、まつ毛専用の薬剤や器具を使って、自まつ毛を理想のデザインへと導く美容施術です。
まつ毛パーマをかけることによって、まつ毛が長く見えたり、目が大きくぱっちりとした印象を手に入れることができます。
自まつ毛をベースに施術を行うので、まつ毛へのダメージが少なく、違和感のない自然な仕上がりになることが魅力的なポイントです。
また、まつ毛エクステと違って安い金額でまつ毛パーマの施術を受けられるのもメリットの1つです。
料金
まつ毛パーマの施術料金は、約3,000円〜7,000円が相場です。
しかし、まつ毛パーマサロンが構えているエリアや施術内容によって値段が上下してしまいます。また、1回目の施術料金が安くても2回目以降のリピート料金が高く設定されているまつ毛パーマサロンもあります。
まつ毛パーマサロンを予約する際は、自分が希望しているメニューを取り扱っているか、2回目以降の料金も視野に入れることが大切です。
通常のまつ毛パーマも、逆さまつげを解消するためのまつ毛パーマも金額は変わらないので注意しておきましょう。
よりお得にまつ毛パーマの施術を受けたい人は、以下の記事を参考にまつ毛パーマの料金を安く済ませてくださいね。
持続期間
まつ毛パーマの持続期間は一般的に1ヶ月〜2ヶ月程度と言われています。
逆さまつげの場合でも、まつ毛パーマの持続期間に変わりはありません。ですが、以下の内容によってまつ毛パーマの持続期間が異なります。
- アイリストの技術力
- まつ毛の毛周期
- アフターケア
アイリストの技術力が最も重要ではありますが、まつ毛パーマ施術後のアフターケアによってカールの持ちが前後してしまいます。
まつ毛パーマ施術後のアフターケアをしっかり行うことによって、まつ毛パーマが最長2ヶ月も長持ちすることも。
しかし、まつ毛の状態には個人差があるので一般的な持続期間は目安程度に捉えておきましょう。
施術方法
逆さまつげに効果的なまつ毛パーマは、主に以下の流れで施術を行います。
- カウンセリング
- まつ毛の洗浄
- ロッドの装着
- まつ毛を軟化させるパーマ液を塗布
- まつ毛を形作るパーマ液を塗布
- 仕上げのコーティング
逆さまつげの解消をしたいと考えている人は、カウンセリングの際にスタッフへ必ず伝えておきましょう。
逆さまつげの状態をチェックし、自分にぴったりの最適な施術を行ってくれます。
逆さまつげの原因と症状
実は逆さまつげには3つの種類があり、それぞれの原因も異なります。
- 睫毛乱生・・・まつ毛の根元の炎症によるもの。炎症により、まつ毛が本来とは違った位置に生えてしまいます。
- 眼瞼内反・・・加齢による筋力低下によるもの。まぶた全体のたるみが原因でまつ毛が内反してしまいます。
- 睫毛内反・・・生まれつきによるもの。赤ちゃんはまぶたの脂肪が多いためまつ毛が内反してしまいます。
これら3つの種類をまとめて、一般的に「逆さまつげ」と総称されています。
逆さまつげは、目がゴロゴロする、眼球が傷つく、目が充血するなどの症状を発症してしまいます。最悪の場合、視力の低下などを引き起こしてしまうことも。
まつ毛パーマの利用や医療機関を受診して、逆さまつげは早急に改善すべきものだと言えるでしょう。
まつ毛パーマで逆さまつげを解消できる?
結論からお伝えすると、まつ毛パーマで逆さまつげの解消はできます。
しかし、まつ毛パーマの施術を受けられるのは、逆さまつげの症状が軽度の場合に限ります。
まつ毛が常に眼球に触れてしまっている重度の逆さまつげの場合、薬剤が効かなかったり、逆さまつげを悪化させてしまったりとリスクがあります。
そのため、重度の逆さまつげの人には、施術をお断りしているまつ毛パーマサロンがほとんどです。
自分の逆さまつげがどの程度か判断できない場合は、まつ毛パーマサロンへ相談してみるのもおすすめの方法ですよ。
逆さまつげはまつ毛パーマと医療機関どちらに行くべき?
逆さまつげの人が、まつ毛パーマサロンと医療機関どちらに行くべきかは、逆さまつげの具合によって異なります。
逆さまつげが軽度の場合は、まつ毛パーマをかけることによって改善する場合が多いです。
しかし、逆さまつげが重度の場合はまつ毛パーマサロンでは対応することができないので、医療機関を受診しましょう。
医療機関では逆さまつげの具合によって、まつ毛を抜いたり、かなり重度の場合だと手術を行う必要があります。しかし、手術の場合だと多額の費用がかかる上に不安を覚える人も多く、大切なまつ毛はなるべく残しておきたいですよね。
逆さまつげがいつも眼球に触れていない限り、どんな人でも通いやすいまつ毛パーマサロンの利用がおすすめです。
まつ毛パーマで逆さまつげを解消させるメリット
まつ毛パーマは、まつ毛にカールをつけることによって逆さまつげを解消する効果があります。
逆さまつげの解消以外にも、まつ毛パーマをかけることによっていくつかのメリットを感じることができます。
まつ毛パーマには主に3つのメリットがあるので、1つずつご紹介していきます。
逆さまつげによる痛みや違和感からの解放
まず第一に、逆さまつげによる目の痛みやゴロゴロとした違和感から解放されます。
逆さまつげが原因で、目が充血したり涙が止まらなくなったり、チクチクとした痛みを感じている人も多いのではないでしょうか。
まつ毛パーマの施術でしっかり逆さまつげを解消することにより、これまで感じていたストレスから解き放たれるメリットがあります。
さらに、まつ毛が眼球に触れなくなるため、視力低下やドライアイの予防にも繋がります。
まつ毛が上向きカールになる
まつ毛パーマは、まつ毛が上向きにカールされるため逆さまつげの解消に繋がっています。
まつ毛が上向きカールになることによって、以下のメリットも得ることができます。
- コンタクトが装着しやすくなる
- ビューラーが不要になる
- マスカラが塗りやすくなる
まつ毛パーマの施術を受けることで、すっぴんの状態でもまつ毛の上向きカールを保つことができます。
そのため、まつ毛が邪魔で装着しづらかったコンタクトも手軽になり、メイクの時間が短くなるメリットがあります。
まつ毛パーマでしっかりカールの形が整っているので、メイクをしても時間とともにまつ毛のカールが落ちてくることがなくなるでしょう。
目元の印象がアップする
目元の印象が暗くなってしまいがちな逆さまつげの人は、まつ毛パーマの施術で一気に目元の印象を明るくすることができます。
逆さまつげの人はまつ毛が瞳に覆いかぶさっている人が多いので、瞳に光が差し込まず目元の印象がぼんやりしてしまいがちです。
まつ毛パーマをかけることによってまつ毛がしっかり立ち上がり、瞳にしっかりと光が差し込んでくれます。
メイクをしても目元の印象が暗く感じてしまう逆さまつげの人は、まつ毛パーマをかけることでさらに垢抜けることができますよ。
まつ毛パーマで逆さまつげを解消させるデメリット
逆さまつげを解消できると人気のあるまつ毛パーマですが、いくつかのデメリットがあります。
メリットだけではなくデメリットもしっかり理解した上で、まつ毛パーマの施術を受けてくださいね。
必ず逆さまつげが治るわけではない
まつ毛の状態や逆さまつげの具合によって、まつ毛パーマをかけても逆さまつげが治らない場合があります。
例えば、以下の内容の人は逆さまつげが治りにくいと言われています。
- 逆さまつげの癖が強い
- まつ毛が太い
- まぶたのたるみが原因の逆さまつげの人
逆さまつげが軽度の場合は、まつ毛パーマの施術でまつ毛の向きを矯正することによって、逆さまつげを改善できることが多いです。
しかし、逆さまつげが重度の場合、まつ毛パーマをかけても逆さまつげを改善できない可能性が高いです。特にまぶたのたるみが原因の逆さまつげの人は、根本的に解決することができないでしょう。
自分の逆さまつげが改善できるかどうかは、前もってまつ毛パーマサロンに相談しておくといいでしょう。
定期的なメンテナンスが必要
まつ毛パーマは永久的に持続する施術ではないので、定期的にメンテナンスに通う必要があります。
冒頭でもお伝えした通り、まつ毛パーマは1ヶ月〜2ヶ月ほど効果が持続します。まつ毛のカールが落ちてきたり、逆さまつげが気になりはじめたら、再度まつ毛パーマの施術を受ける必要があるでしょう。
忙しい人や金銭的に厳しい人にとって、定期的にまつ毛パーマに通うことは難しいかもしれません。
しかし、医療機関で根本的に解決しようとすると多額の手術費用がかかってしまいます。
まつ毛パーマは定期的なメンテナンスが必要となります。ですが、回数を重ねていくうちにまつ毛が元に戻ろうとする力が弱くなってくるため、カールの持続期間が長くなるでしょう。
まつ毛パーマがすぐとれてしまった場合でも、サロンによっては保証期間を設けていることが多いので、安心してまつ毛パーマサロンを利用することができますよ。
まつ毛パーマで逆さまつげを解消させる時の注意点
逆さまつげをまつ毛パーマサロンで解消したいと考えている人は、これからご紹介するポイントに注意しましょう。
まつ毛パーマの仕上がりに影響してくるので、必ずチェックしてくださいね。
経験豊富なスタッフに施術してもらう
まつ毛パーマの仕上がりは、アイリストの技術力によって左右されてしまいます。経験が浅いスタッフに施術してもらうと、理想の仕上がりが手に入らないことも。
特に逆さまつげを改善してほしい人は、経験豊富で技術力の高いスタッフにまつ毛パーマの施術を行ってもらうことをおすすめします。
プロのスタッフはこれまでに施術してきた人数が多く、まつ毛に関する知識も豊富な場合が多いです。
まつ毛パーマの仕上がりが失敗する可能性を少しでも減らすために、勤続年数が長く、コンテストの受賞歴などがあるスタッフがいるまつ毛パーマサロンを選びましょう。
しかし、まつ毛パーマサロンに技術力の高いスタッフが在籍しているかどうか探すのは大変なことです。
以下の記事に、現役アイリストがおすすめする全国のアイリストをご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
逆さまつげ専用のロッドを使用してもらう
まつ毛パーマで逆さまつげを改善して欲しい場合、逆さまつげ専用のロッドを取り扱っているサロンを選びましょう。
逆さまつげ専用のロッドは、通常のロッドと違って根本からしっかり立ち上がるような形状をしています。
今まで一般的なロッドで逆さまつげが改善しなかった人も、逆まつ毛専用のロッドを使用してもらうことによって改善する可能性が高くなります。
逆さまつげをしっかり改善したい人は、前もってまつ毛パーマサロンに確認しておきましょう。
アフターケアをしっかり行う
逆さまつげをまつ毛パーマで解消してもらった日から、アフターケアをしっかり行うようにしましょう。まつ毛パーマは、アフターケアを行うことによってカールが長持ちします。
まつ毛パーマの施術後は、特に以下の内容に注意しましょう。
- まつ毛を濡らさない
- まつ毛美容液を使う
- うつぶせ寝をしない
まつ毛パーマ施術後のアフターケアを怠ると、すぐにカールが落ちてしまい、逆さまつげが戻ってしまう可能性があります。
少しでもまつ毛パーマの効果をキープするためには、施術後のアフターケアをしっかりと行うようにしてくださいね。
以下の記事にアフターケアの方法を詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてください。
まつ毛パーマをかけて逆さまつげを美まつ毛に変えよう!
まつ毛パーマは逆さまつげを解消できるだけではなく、すっぴんでも美しいカールを演出することができます。
定期的に施術を行うことによって、まつ毛パーマの持続期間も徐々に延びていくのでお財布にも優しい美容施術です。
逆さまつげでゴロゴロとした違和感やビューラーであがりづらいと悩んでいる人は、今すぐまつ毛パーマサロンを予約して逆さまつげを改善しましょう!
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