
エピラットで眉毛の脱色はできる?緑・紫の違いも解説

髪色に合わせて眉毛も明るくすると、一気に垢抜けた印象になりますよね。そこで話題なのが、手軽に手に入る「エピラット」を使った脱色です。
でも、本来「エピラット」体用の脱色アイテム。「本当に眉毛に使っても平気?」と思う人も多いでしょう。今回の記事では、エピラットを使った眉毛の脱色はできるのか、やり方などを詳しく解説します。
エピラットで眉毛の脱色はだめ?
エピラットは価格も安く手に入るため、眉毛の脱色に使う人が多いアイテムです。
しかし、パッケージには「腕・足用」と明記されており、顔への使用はメーカー推奨外です。成分には強力な脱色剤が配合されているため、デリケートな目元に使うと刺激を感じるリスクがあります。
それでも自己責任で行う場合は、安全対策を追加してください。必ず、クリームを塗る前に保護クリームで皮膚をガードし、付属のヘラを使って目に入らないよう慎重に塗布します。少しでも違和感があればすぐに洗い流しましょう。
エピラットで眉毛の脱色|やり方を解説

まずはエピラットのクリームをトレー・いらない小皿・サランラップなどの上に出します。
エピラットは、
■A剤(白色の方・アルカリ性・キューティクルを開く)
■B剤(黄色みがある方・酸性・脱色をする)
という役割分担になっています。基本的には1:1ですが、眉毛の色素が濃い人・明るめにしたい人はB剤(脱色をする方)をA剤の2倍するなど調整してもても良いです。
エピラットに付いている専用のヘラでまんべんなく混ぜたら完成です。

眉毛以外にエピラットを塗らないように、眉周りを保湿クリームで保護しましょう。
万が一肌にはみ出しても、保護クリームをふき取れば、簡単にエピラットを落とせますよ。

①で混ぜたエピラットを、眉毛に付属の専用ヘラで乗せていきます。
液垂れをしないように、慎重に、少量ずつ毛流れに逆らうように塗ってください。そうすることで、根本まで塗りやすくなります。
もし液垂れしそうになったら、目に入る前にすぐにふき取ってください。もし、目に入ったら脱色を中止して、目を洗浄してくださいね。

エピラットを塗り終わったら、眉毛の上にラップなどを乗せてください。
ラップを密着させることで、ムラをなくして、液垂れも防止してくれます。(液垂れ帽子のために隙間なく密着させてください)
放置する時間は、個人差・どの程度脱色したいのかで変わります。
・色素が薄い・毛が細い・暗めが良い人・スピーディータイプ→5分から調整
・色素が濃い・剛毛・明るめが良い人・敏感肌用→6分から調整
するのがおすすめです。1回で成功させるのではなく、段々自分好みに時間調整していきましょう。

ラップを外して、エピラットの薬剤効果を促進させます。
このときに、薬液を専用ヘラで薄く取り除いて、膜状にしてください。
そして、脱色の様子を見て、自分の好みになったら、専用ヘラ+コットンなどで優しく完全に拭き取りましょう。
その後、水orぬるま湯で洗顔をします。せっけん・洗顔料などは刺激になるので、エピラットの後に使わないでください。
これでエピラットによる脱色は完了です。
エピラットで眉毛の脱色をするときに用意したい物
エピラットで眉毛脱色をする際、肌トラブルを防ぎ、ムラなくきれいに仕上げるためには事前の準備が欠かせません。脱色クリーム本体だけでなく、デリケートな目元の肌を守る保護剤や、薬剤を扱いやすくする道具を揃えておきましょう。
エピラット(紫or緑パッケージ)
エピラットにはいくつか種類がありますが、眉毛脱色で多くの人に選ばれているのは紫色の「敏感肌用」、または緑色の「スピーディー」です。
本来はボディ用ですが、眉毛に使用する場合は、肌への負担が比較的少ない紫色の「敏感肌用」がおすすめです。スクワランなどのうるおい保護成分が配合されており、脱色時のピリピリ感を抑えやすいのが特徴です。
一方、緑色は素早く色が抜けますが、刺激が強めなので肌が弱い方には不向きです。箱の中にはA剤とB剤のチューブが入っており、これらを1:1で混ぜて使用します。自分の肌質に合わせて慎重に選びましょう。
▼スピーディータイプはこちら▼
保護クリーム
眉毛の周りの皮膚を薬剤から守るために、絶対に必要なアイテムです。ワセリンやニベアなど、油分の多い、垂れにくいクリームを用意してください。
脱色クリームは刺激が強いため、直接皮膚に付着すると肌トラブルの原因になります。これを防ぐために、眉毛の輪郭ギリギリまで厚めに塗って「土手」を作り、皮膚をコーティングすることが重要です。
特に、まぶた周りは皮膚が薄く敏感なので、広範囲にしっかりと塗布しましょう。保護クリームを塗っておくことで、万が一液垂れしたときもバリアとなります。
サランラップ
クリームを塗布した眉毛の上から貼り付けるために使います。キッチンにあるものを、事前に約3cm×5cm程度(眉毛が隠れるサイズ)に2枚カットしておきましょう。
ラップをする目的として、第一に「液垂れ防止」があります。2つ目は「脱色効果のサポート」です。クリームの上から密閉することで体温が伝わりやすくなり、クリームが毛に密着するため、根元までしっかり脱色しやすくなります。
ラップがないと眉毛が浮いてしまい、色ムラの原因になることも。脱色中にカットするのは大変なので、最初に準備しておいてください。
拭き取り用のコットン・ウェットティッシュ
放置時間が終わった後、クリームを拭き取るために使います。薬剤がついた状態でいきなり洗い流そうとすると、水と混ざった薬剤が垂れて目に入る可能性があるからです。
そのため、事前にコットンやウェットティッシュを用意し、3〜4枚手元に置いておきましょう。脱色完了時に、眉毛の上のクリームを優しくふき取ります。この時、強くこすると肌を傷めるので注意してください。
薬剤を落としてから洗顔することで、スムーズに眉毛の脱色が完了できるでしょう。
眉毛脱色をするときエピラット「緑」と「紫」の違いは?

エピラットで眉毛の脱色をする際、緑と紫の最大の違いは「待ち時間」と「肌への刺激」です。
- 緑のスピーディータイプ…脱色力が強め・短時間でしっかり脱色・その分ピリピリとした刺激を感じやすい
- 紫の敏感肌用…うるおい保護成分を含んだクリーム・脱色スピードは緩やか・肌への負担が比較的少ない
個人の肌質によりますが、皮膚の薄い目元に使うため、初めての人・肌質が不安な人は紫から試すのが無難です。
ただし、顔への使用はメーカー推奨外のため、自己責任となります。必ずラップなどで目に入るのを防ぎ、保護クリームなどで皮膚を守りながら、細心の注意を払って行いましょう。
エピラットの眉毛脱色は何分放置するのが良い?

エピラットで眉毛の脱色をする際の放置時間は、5分から10分が目安です。ただし、毛の太さ、使用するタイプ(紫の敏感肌用など)によって染まり具合が変わるため、一概には言えません。
手順としては、ヘラや綿棒を使ってクリームを眉毛に乗せて、まずは5分ほど時間を置きます。その後、一部の脱色剤をふき取って色を確認してください。まだ脱色具合が物足りなければ、1分単位で時間を追加します。
ただし、長く置きすぎると金髪に近くなったり、肌への刺激が強くなるため慎重に判断してください。少しでも痛みを感じたら、眉毛の脱色は中止してすぐに洗い流してください。色味にこだわることよりも、肌トラブルを避けることを優先しましょう。
エピラットを眉毛脱色をするときの割合は?

エピラットを使って眉毛の脱色をする際、2種類のクリームを混ぜる割合は「1:1」が基本です。
箱の中にあるA剤とB剤のチューブから、トレーなどに同じ量だけ出しましょう。付属のヘラを使って色が均一になるまでしっかり混ぜ合わせます。
しかし、眉毛の毛の太さ・濃さ・理想の色味は違うので、「1:2」にして調整するのも良いでしょう。
エピラットの脱色クリームはどこに売っている?
エピラットの脱色 クリームは、マツモトキヨシやウエルシアといったドラッグストア、またはドンキなどのバラエティショップ、Amazonや楽天などで広く取り扱われています。
数百円程度で購入できる手軽さが魅力ですが、店舗の規模によっては緑色のタイプしか置いていないこともあるため注意しましょう。
特に、眉毛用としてSNS等で人気なのは、うるおい成分として植物エキスなどが配合された敏感肌用(紫の箱)です。もし店頭で探す時間がない場合や、確実に指定の種類を手に入れたい場合は、Amazonや楽天などのネット通販を活用するのがスムーズです。
▼スピーディータイプはこちら▼
エピラットで眉毛の脱色をして垢抜けよう

エピラットを使った眉毛脱色は、自宅で手軽に印象をガラリと変えられる最強の垢抜け術です。眉色がワントーン明るくなるだけで顔全体が優しく見え、いつものメイクも一気に洗練された雰囲気に仕上がります。
ただし、あくまで本来はボディ用の製品であることを忘れてはいけません。実践する際は必ず自己責任のもと、保護クリームや放置時間を守り、安全第一で行ってください。リスクを正しく理解した上で上手に活用し、透明感のある垢抜けフェイスを楽しんでみましょう。
エピラットで眉毛の脱色をするときのFAQ
- エピラットは眉毛脱色に使えますか?
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エピラットは、眉毛への使用は対象外となっています。眉毛の脱色に使用する場合は、自己責任となるので注意しましょう。
- エピラットは眉毛に使ってもいいですか?
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眉毛に使う場合は、肌トラブルや目のトラブルが置きても自己責任になります。必ず、事前にパッチテストを行う、目に入らないように保護クリーム・ラップを併用するなど、最大限の注意を払いましょう。
- エピラットで眉を脱色するのにどれくらい時間がかかりますか?
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エピラットで眉毛を脱色するには、5~10分かかります。眉毛の状態は個人差があるため、自分の毛質・理想の色味を考えながら分単位で調整してください。
- エピラット脱毛クリーム敏感肌用は眉毛にも使えますか?
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エピラットの敏感肌用も、眉毛は対象外となります。肌の保護成分が配合されており、スピーディータイプよりも優しくなっていますが、それでも使用時は肌・目に入らないように気をつけましょう。
