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インクメイクとは?通う頻度や持続期間・メリットなど詳しく解説

インクメイクとは アイキャッチ

インクメイクは、近年になって開発された美容技術です。インクメイクについては、情報が少ないため、詳しいことが分からないという人も多いでしょう。

そこで今回の記事では、インクメイクについて詳しく解説いたします。インクメイクとアートメイク・タトゥーの違いや、おすすめの人、メリット・デメリットなどについて詳しく解説するので、ぜひ最後までお読みください。

目次

インクメイクとは?

インクメイクとは? 女性のイメージ

インクメイクとは、皮膚の浅い部分に色素を注入する美容メイクのことです。最高裁判決で認められたタトゥーの定義に基づくため、医療目的ではない、美容を目的としたタトゥー技術となります。

一般社団法人国際タトゥーアーティスト協会(ITAA)が認定したタトゥーアーティストが、専用の針を使って施術を行います。

現在では、主に眉にインクメイクをほどこすサロンが多いです。眉にインクメイクをすることによって、長期間の間、メイクをしたかのような眉デザインが維持できます。

インクメイクは何回通う必要がある?

インクメイクは何回通う必要がある? 女性のイメージ

インクメイクは、1回だけではなく、2〜3回通うことによって、肌に色素が定着します。肌質によっては、インクメイクが定着しにくく、それ以上通う必要がある人もいるので注意してください。

特に、脂性肌の人は、インクメイクの色素と相性が悪いので、しっかりと定着させる必要があります。事前に、カウンセリングで肌質を診断してもらい、少ない回数で定着してもらえるように相談をしましょう。

インクメイクにはどんな技法がある?

インクメイクにはどんな技法がある? 女性のイメージ

インクメイクには、主に3つの技法があるとされています。

1つ目は、線(毛並み)を描くストローク技法です。毛並みを自然に描くことによって、すっぴんでも馴染みやすいインクメイクになります。

2つ目は、ストローク技法にプラスしてパウダーのインクメイクをほどこす技法です。ナチュラルながら、メイクをしたかのような眉に仕上がります。

3つ目は、パウダーのみで施術をするインクメイクです。自眉毛が多い人におすすめの技法で、やわらかいふわっとした印象の眉が手に入ります。

これらのインクメイク技術は、サロンによって名称が違います。技法によって料金が違うこともあるので、どのようなインクメイクをしたいのか事前に確認をしておきましょう。

インクメイクとアートメイク・タトゥーとの違い

インクメイクとアートメイク・タトゥーとの違い 女性のイメージ

インクメイクと似た施術で、アートメイク・タトゥーがあります。ここでは、インクメイクと両者の違いについて説明をします。

インクを入れる深さの違い

インクメイクは、アートメイク・タトゥーよりも浅い部分に色素を入れます。主な違いは、以下の通りになります。

  • インクメイク…表皮の浅い部分
  • アートメイク…皮膚の0.2~0.3mm程度(表皮・サロンによって異なる)
  • タトゥー…皮膚の1mm〜3mm程(真皮)

インクメイクは、アートメイクよりも浅い部分に入れることが多いです。インクメイクは、皮膚の浅い部分に入れることによって、ナチュラルな印象の眉になれます。

施術の持続期間の違い

インクメイクは、アートメイク・タトゥーよりも持続期間が短いです。施術の効果期間については、以下を参照してみてください。

  • インクメイク…約半年
  • アートメイク…約1~3年
  • タトゥー…半永久的

インクメイクは、アートメイクよりも短い期間でメンテナンスが必要になります。眉デザインは、流行り・廃りが早いです。そのため、インクメイクは、トレンド感を重視したいという人にピッタリです。

施術者の免許の違い

インクメイクは、基本的に国家資格をもった人しか施術ができません。インクメイクとアートメイク・タトゥーの施術者の免許の違いは、以下の通りです。

  • インクメイク…美容師免許
  • アートメイク…医師・看護師
  • タトゥー…明確な資格は必要なし

インクメイクは、美容目的の施術となるため、原則的に美容師免許(国家資格)をもっている人のみが施術可能です。アートメイクは、医療行為に該当するため、医師・看護師(国家資格)しか施術不可となっています。

また、インクメイクは「一般社団法人国際タトゥーアーティスト協会」が講習会を行っており、認可を受けているサロン・アーティストのもとで施術することを推奨しています。

国家資格をもった人のみが施術できるインクメイクは、安心感がある施術と言って良いでしょう。

インクメイクがおすすめの人

インクメイクがおすすめの人 女性のイメージ

インクメイクは、多くの人におすすめの美容メイク施術です。特に、以下の人はインクメイクがおすすめなので、ぜひ検討してみてください。

メイクを時短したい人

インクメイクは、メイクをしていなくても存在感のある眉になれます。インクメイクをすれば、毎日のメイクから開放されるので、眉メイクに時間をかけている人ほど、ストレスフリーな毎日をおくれます。

メイクの時間を短縮することで、毎朝の身支度が楽になるという利点もあります。眉メイクの時間が気になっている人は、インクメイクで手間をなくしてみましょう。

すっぴんでも自信がもちたい人

インクメイクは、すっぴんの状態でも垢抜けた状態の眉になれます。常に、眉メイクをしたような状態になるので、すっぴんでも清潔感がアップします。

眉メイクをしないと、外に出れないという人は多いです。インクメイクは、すっぴんでもキレイな顔立ちになれるので、手軽に自信がもてるようになるでしょう。

眉が薄い・ない人

インクメイクの施術をすることで、眉が薄い・ない人でも、自眉があるかのような仕上がりになります。インクメイクは、基本的に描き足していく施術となるので、どのような人にも対応可能です。

例えば、自己処理のしすぎで眉がない人、加齢で眉が薄くなってしまった人など、さまざまな人がインクメイクを利用できます。眉が薄い・ないという理由で、眉毛サロンなどの施術が断られた人も、インクメイクならキレイな眉が手に入るでしょう。

メイク落ちが気になる人

インクメイクは、汗や皮脂などで落ちることはありません。そのため、メイク落ちがしやすい人でも、眉メイクがなくなるというリスクが避けられます。

インクメイクは、皮膚のなかに色素を注入するため、ターンオーバーをすること以外では、薄くなることはないです。メイク落ちがしやすい人は、インクメイクをしてみることで、日中のストレスを軽減できるようになります。

理想の眉デザインがある人

インクメイクは、どのような形の眉でも、再現が可能です。眉スタイリングや自己処理などで、理想の眉デザインになれなかった人でも、インクメイクをすることで希望通りの顔立ちになれるでしょう。

また、トレンド感がある眉が好きな人は、インクメイクの効果が切れるタイミングで、デザインチェンジすることも可能です。インクメイクは、どのような理想にも対応できる、最新技術となっています。

インクメイクが施術できない人

インクメイクが施術できない人 女性のイメージ

インクメイクは、すべての人が施術できるというわけではありません。インクメイクができるかどうか、あらかじめ確認し、トラブルを避けるようにしてください。

主に施術ができない人は、以下の通りになります。

  • 妊娠中の人
  • 体調不良の人
  • 精神疾患・皮膚病をもっている人
  • 人工透析をしている人
  • ペースメーカーをつけている人
  • 感染症や血液疾患、重症の病気を患っている人
  • 皮膚に関するアレルギー体質の人
  • 入退院をしたばかりの人
  • アルコールを摂取した人
  • 18歳以下の人(サロンによっては親の同意書ありで可能)

他にも、医療行為を目的としてインクメイクを受けることはできません。

日焼けや肌荒れを起こしている、2ヶ月以内に整形・タトゥー・眉パーマを施術しているときもインクメイクが断られる可能性があります。

インクメイクは違法?合法?

インクメイクは違法?合法? 女性のイメージ

インクメイクは、医療行為ではありませんが、合法的な施術となっています。違法行為ではないので、一般的な美容サロンで施術を受けられます。

ただし、ヘアメイク・美容師免許との兼ね合いから、インクメイクが施術可能な範囲は、首から上のみとなっています。

インクメイクが違法となるのは、医療行為に該当する行為をした場合です。例えば、以下のようなときはインクメイクでは対応できません。

  • 病変した皮膚
  • 精神疾患での脱毛症(円形脱⽑症など)
  • 尋常性白斑
  • AGA治療中
  • ほくろと悪性黑⾊腫(メラノーマ)
  • ⼿術創部の瘢痕
  • ⼝唇⼝蓋裂術後の瘢痕
  • 乳がん患者の乳房切除後の乳輪・乳頭の⾊素形成
  • 化学療法誘発性脱⽑症に対する⾊素形成

引用:インクメイクの定義|一般社団法人 国際タトゥーアーティスト協会

一般的に、眉の美容目的のためなら、インクメイクは違法行為ではありません。もし、不安な場合はあらかじめサロンに相談をしてから、インクメイクを施術しましょう。

インクメイクのメリット・デメリット

インクメイクのメリット・デメリット 女性のイメージ

インクメイクには、施術した人にさまざまなメリットをもたらします。主なメリットは、以下のようなものがあります。

  • こすっても落ちない
  • 水・汗・皮脂で落ちない
  • 半年間でデザインチェンジができる
  • ノーメイクでもキレイになれる
  • 眉がなくても施術ができる

しかし、インクメイクはメリットだけではなく、以下のようなデメリットも存在するので、あらかじめ知っておくようにしましょう。

  • コストがかかる
  • 何度も通う必要がある
  • イメージと違ってもすぐには変えられない
  • 施術に痛みがある(個人差あり)
  • ダウンタイムがある(約1週間)

インクメイクは、皮膚に小さな傷がついてしまうので、治癒までの1週間はしっかりとケアする必要があります。

また、インクメイクをしていても、基本的にMRIを受けられますが、あらかじめ医師に申告をしておくのが無難です。ただし、MRIの結果に影響がないとは言い切れないので、リスクを承知の上でインクメイクをしましょう。

インクメイクの値段相場は?

インクメイクの値段相場は? お金のイメージ

インクメイクは、サロンによって値段体系が変わります。一般的には、1~2回で約60,000~70,000円前後が一般的とされています。

3回目以降は、半額以下となるサロンが多く、メンテナンスに通うときは、コストをおさえられます。

ただし、最後の施術から期間が空いてしまうと、再び初回料金と同様のコストがかかる可能性があります。インクメイクで通いたいサロンの料金体系を、あらかじめしっかりと把握しておきましょう。

インクメイクの施術時間の目安は?

インクメイクの施術時間の目安は? 時間のイメージ

インクメイクの施術時間は、初回で約2時間30分ほどとなっています。これはカウンセリング時間が込みのため、人によっては時間が伸びる可能性があります。

2回目以降の施術は、約2時間となっており、やや時間を短縮可能です。眉毛サロンの施術の約2倍以上かかることから、しっかりとスケジューリングすることも大切となっています。

インクメイクを施術して垢抜け眉を手に入れよう!

インクメイクを施術して垢抜け眉を手に入れよう! 女性の笑顔

インクメイクは、近年開発された技術で、まだ知らない人も多い美容技法です。インクメイクは1回だけ通うのではなく、定着するまで何回か通う必要があります。

人によっては、インクメイクにかかるコストが負担に感じる人もいるでしょう。しかし、インクメイクは、メイク落ち・メイクの時短・眉の薄さなど、さまざまな眉悩みに対応できる施術です。インクメイクをすることによって、半年間はその悩みから開放されます。

インクメイクは、すっぴんでもキレイな眉になれます。インクメイクを施術して、新しい顔立ちの自分を手に入れてみてください。

インクメイクでよくある質問

インクメイクに年齢制限はありますか?

インクメイクには、年齢制限はありません。ただし、肌が弱くなっている人は、施術が受けられない可能性があります。また、未成年の場合は、保護者の同意がなければ施術できないこともあるので、あらかじめインクメイクができるサロンに確認する必要があります。

インクメイクはどこで施術できますか?

インクメイクは、美容師免許をもっている人が所属する、美容室・美容サロンで施術が可能です。ただし、インクメイクは、近年認可された施術なので、施術ができる店舗は多くありません。インクメイクをしたい場合は、リサーチをしっかりと行いましょう。

インクメイクの施術は痛いですか?

人によっては、ジーンとしみるような痛みがあります。インクメイクの痛みは、個人差が大きいので、痛みに弱い人はあらかじめ施術するサロンに相談をしてください。

インクメイクはどのような人が行いますか?

一般社団法人国際タトゥーアーティスト協会が開催する講習を受け、所定の研修を修了後にテスト合格した人が、インクメイクの施術をします。インクメイクの施術は、認定を受けたサロン内でのみ施術が可能です。

インクメイクはずっと残りますか?

インクメイクは、半年ほどで効果が徐々に落ちていきます。そのため、半年ごとにインクメイクのメンテナンスをする必要があります。インクメイクは、半永久的ではないので、デザイン変更にも対応可能です。

インクメイクとアートメイク、どちらが良いですか?

インクメイクは、短期間でデザインを変えたい人がおすすめです。アートメイクは、インクメイクより期間が長いので、メンテナンス期間を延ばしたい人に良いでしょう。

インクメイクの予算はどのくらいに設定したほうが良いですか?

インクメイクはの予算は、初回にプラスしてメンテナンス費用も考えておく必要があります。初回料金を約7万円前後、2回目以降半額になるところなら3万5千円。つまり10万円以上の予算を確保しておくと、余裕をもってインクメイクができるでしょう。

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