眉毛カラーは、主にサロンで行われている施術ですが、セルフで染めることも可能です。眉毛カラーをセルフで行えば、リーズナブルに眉毛の色味を変えられます。
そこで今回の記事では、おすすめの眉毛カラー剤を4つピックアップして紹介します。自宅でセルフ眉毛カラーをしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
セルフ眉毛カラー剤の選び方

セルフ眉毛カラー剤には、主に2つのタイプが存在します。具体的なタイプは、以下の通りです。
- カラー剤タイプ…持続期間が約1ヶ月と長く、サロンのような仕上がりになりやすい
- ティントタイプ…持続期間が約1週間と短く、簡単でお手軽に挑戦しやすい
セルフ眉毛カラーをいったんすると、すぐには色味が抜けません。セルフ眉毛カラーを初めてする場合は、色味が抜けやすいティントタイプがおすすめです。サロンのような持続期間を重視する人は、カラー剤タイプが良いでしょう。
自分好みのものが決まったら、セルフ眉毛カラー剤を選び始めてくださいね。
おすすめのセルフ眉毛カラー剤4選
セルフ眉毛カラーをしたいと思ったら、まずは製品選びをしましょう。ここでは、ネットで市販されているセルフ眉毛カラー剤を4つ紹介します。気に入った製品があれば、ぜひ購入リストに加えてみてください。
【持続力1ヶ月のカラー剤タイプ】Kyogoku カラーセラム眉毛用
市販のなかでは貴重な、ライトブラウンにセルフ眉毛カラーができる製品です。眉毛専用のカラー剤となっており、低刺激なので顔に使用する際も安心感があります。
1ヶ月色味をキープできるため、長期間セルフ眉毛カラーを楽しみたい人にもおすすめ。セラミドを配合しているので、保湿をしながらセルフ眉毛カラーができます。
【2色から選べる眉ティント】染まるアイブロウ
メイク落としでも落ちない、ペンライナータイプのセルフ眉毛カラー製品です。セルフ眉毛カラーの色味は、ブラウン・ダークブラウンの2色から選択できます。
1回セルフ眉毛カラーすることで、約3~7日間持続。濃淡を重ね塗りで調整できるため、自分のヘアカラーに合わせた色味に変えられます。
【寝ている間に染まる眉毛ティント】マイノロジ セブンデイズアート
寝る前に塗るだけで、一晩じっくり染まってくれるセルフ眉毛カラー製品です。特許処方の技術により、寝ている間にカラーが肌に浸透。この技術によって、より自然なセルフ眉毛カラーを実現しています。
16種類の植物エキスが配合されているのも嬉しいポイント。約7日間持続し、汗・水・皮脂などの影響を受けずにキレイなセルフ眉毛カラーになります。
【塗ってはがすだけの簡単眉毛ティント】Fujiko(フジコ) 眉ティント
セルフ眉毛カラー製品のなかでも、こちらは特に人気が高いものです。お好みの形に塗り、乾いたら剥がすだけでセルフ眉毛カラーが完了します。
セルフ眉毛カラーの色味は、ライトブラウン・モカブラウン・ショコラブラウンのなかから選択できます。5種類の美容成分が配合されているため、肌にとってもうれしいセルフ眉毛カラー製品ですね。
セルフ眉毛カラーをするときはワックス脱毛もおすすめ

NATURECO スターターセット セルフ ワックス脱毛
セルフ眉毛カラーをするのなら、眉毛の形を整えられるワックス脱毛もおすすめです。ワックス脱毛をした眉毛は、キレイな形のまま約1ヶ月持続します。
ワックス脱毛が気になる人は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
セルフ眉毛カラーと脱色の違い

セルフ眉毛カラーは、ヘアカラーと同じように眉毛の表面と内部に染料を入り込ませて、好みの色味を付ける方法です。
一方、脱色(ブリーチ)は薬剤で眉毛に含まれるメラニンを分解し、地毛そのものを薄くする手法です。そのため、黒々とした眉を柔らかくしたい、金髪やハイトーンに合わせて明度だけを上げたいときに向いています。
セルフ眉毛カラーは、発色が長持ちしやすい反面、退色時にムラが出やすいのが難点です。脱色は10〜15分ほどで手早くできますが、毛へのダメージが大きく乾燥や切れ毛を招く恐れがあります。
仕上がりのイメージに合わせて「色を足すか、色を引くか」を基準に選ぶと失敗しにくいでしょう。
セルフ眉毛カラーをするときのポイント

セルフ眉毛カラーは、自宅で簡単にできる美容法です。セルフ眉毛カラーをするときに、いくつかのポイントを知っておくと成功確率がアップします。ここでは、セルフ眉毛カラーのポイントを詳しく説明します。
染める時間を守る・調整する
髪のカラー剤と同様に、セルフ眉用カラー剤にも「放置時間」が設定されています。ここを軽視してしまうと、思ったより明るくなり過ぎたり、逆に発色が甘くてムラが出たりと失敗の原因になります。
目安はセルフ眉毛カラーの製品によって異なりますが、毛量や毛質によって色の入り方が変わるため、最初は短めの時間で様子を見るのがコツ。タイマーをセットし、3〜4分経過した時点で綿棒で眉尻の一部だけふき取り、色が足りなければ再塗布して延長する「段階式」が安全です。
放置し過ぎると眉周りの皮膚まで染まり、色素沈着や赤みのリスクが高まります。染料を落とした後は、冷水でしっかり洗い流し、保湿クリームでクーリングすると色もちも良くなり、ダメージケアにもなるでしょう。
眉毛の形を整えてから使用する
セルフ眉毛カラーで染める前に、眉毛の形を決めておくと仕上がりの精度が一気に上がります。
まず、スクリューブラシで毛流れを整え、長く飛び出す毛は眉バサミでカット。不要な産毛や、眉間のムダ毛はシェーバーできれいに処理し、眉枠をはっきりさせておきましょう。
また、形が定まることでカラー剤が乗る範囲も明確になり、薬剤が皮膚にはみ出すリスクを減らせます。
色素は毛にしか入らないため、形がガタついているとそのまま色ムラとして残ります。仕上げに毛流れを下から斜め上へとかし、染め残しがないか確認してから放置時間に入れば、プロ仕上げのような均一な発色になりやすいですよ。
セルフ眉毛カラーで気をつけたいこと

セルフ眉毛カラーを初めてする場合、あらかじめ知っておきたい注意点があります。あらかじめ知っておくと、セルフ眉毛カラーのトラブル・リスクを減らせますよ。
事前にパッチテストをする
顔まわりは皮膚が薄く敏感なため、セルフ眉毛カラー剤に含まれる成分に反応しやすい部位です。使用前に必ずパッチテストを行い、アレルギーや刺激への耐性を確認しましょう。
パッチテストの方法は、二の腕の内側など目立たない所に少しだけ(米粒大ほど)セルフ眉毛カラー剤を塗り、速乾防止に絆創膏で軽く覆って24〜48時間放置してください。赤み・かゆみなど、何らかの異常が表れた場合はすぐに洗い流し、その薬剤の使用は避けます。
パッチテストをしないと、眉毛周りの炎症や色素沈着、最悪の場合はアレルギー反応を引き起こす危険もあるため、面倒でも必ず実施してください。
眉毛周辺をワセリンなどで保護する
眉毛は細かいカーブが多く、セルフ眉毛カラー時に薬剤が皮膚へはみ出しやすい部位です。
そこで、ワセリン、保湿バームなど油分が多いものを薄く塗布しておきましょう。セルフ眉毛カラー剤が肌に染み込みにくくなり、落とす際もコットンで軽く拭うだけで済みます。特に、眉尻から目尻にかけては皮膚が薄いので、薬剤が触れるとヒリつきやすく、色素沈着も起こしやすいゾーンなので要注意です。
保護剤は、塗り過ぎると薬剤をはじいて発色ムラの原因になるため、光でうっすらツヤが出る程度を目安にしましょう。セルフ眉毛カラー後の肌荒れ・色残りを予防するだけでなく、クレンジング時間の短縮や色落ちを均一にする効果も期待できます。
セルフ眉毛カラー剤を使ってキレイな顔立ちになろう

セルフ眉毛カラー剤は、自分で手軽に眉毛を染められる製品です。セルフ眉毛カラーをすることで、ヘアカラーにマッチした色味になりやすく、よりキレイな目元に慣れます。
セルフ眉毛カラー剤は、あらかじめパッチテスト・ワセリンなどを塗布しておくと、肌トラブルを避けられます。説明書をしっかりと読み、安全性を高めてセルフ眉毛カラーをしましょう。
セルフ眉毛カラーを自分に施術して、よりキレイな顔立ちになってくださいね。