
パッチリとした可愛らしい仕上がりで、若い世代を中心に人気を集めている韓国風のまつげパーマ。同じく話題のパリジェンヌとの違いがわからないため、どちらの施術を受けるべきなのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、韓国風まつげパーマとは何か、デメリットやパリジェンヌとの違いを詳しく解説します。これからまつげパーマサロンを予約しようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
韓国風まつげパーマとは?

韓国まつげパーマとは、韓国で人気のまつげパーマのスタイルを取り入れた施術方法のことです。
韓国アイドルをイメージとしているため、お人形のようにぱっちりしていたり、束感あるようなデザインを特徴としています。まるでマスカラやまつげコームで整えたような仕上がりになるので、ナチュラルながらも存在感のある目元に。
また、まつげを根元からしっかり立ち上げつつ、毛先に向かってゆるやかなカーブを描くので、すっぴんでも華やかな印象を与えてくれます。コーティング剤を使って束感まつげを作っていくので、まつげがより長く見えるメリットも。さらに、その日のメイクや気分によってデザインを変えられるのが魅力的なポイントです。
韓国風まつげパーマのデメリット

手軽に韓国アイドルのような目元を手に入れられる韓国風まつげパーマですが、いくつかのデメリットがあります。施術を受ける前に、韓国風まつげパーマのデメリットを理解しておくことで、適切なケアや対策ができるでしょう。ここでは、韓国風まつげパーマをかけた人が感じるデメリットを2つ解説するので、ぜひ参考にしてください。
カールが早く落ちてしまう
韓国風まつげパーマは、一般的なまつげパーマと比べてカールが取れやすいというデメリットがあります。
一般的なまつげパーマは、まつげが1本ずつ独立して、扇のように広がる仕上がりが特徴です。一方、韓国風まつげパーマは束感を演出しやすいように、施術の段階でまつげを寄せながら立ち上げていきます。アフターケアや普段の過ごし方など個人差はあるものの、一般的なまつげパーマより持続期間が短くなってしまう可能性も。
韓国風まつげパーマを長持ちさせるためには、施術後のケアがポイントです。毎日まつげ美容液でしっかり保湿したり、目元へ触れないようにすると、韓国風まつげパーマをより長く楽しめるでしょう。
コーティング剤が必要
韓国風まつげパーマは、持続力を高めるために、専用のコーティング剤を使用することが推奨されています。施術代とは別に費用がかかるため、コストを抑えたい人はデメリットに感じるでしょう。
しかし、コーティング剤には、まつげの表面に保護膜を作り、湿気や皮脂の影響を受けにくくする役割があります。また、保湿成分や保湿成分が含まれているものが多く、まつげを乾燥や切れ毛から守る効果も。
さらに、韓国風まつげパーマの特徴である”束感”は、コーティング剤を使うことでよりキレイにキープできます。初期費用は高くなってしまうデメリットはありますが、韓国風まつげパーマをかけようと考えている人は用意しておくと良いでしょう。
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韓国風まつげパーマとパリジェンヌの違い

韓国風まつげパーマとパリジェンヌは、どちらも根本からまつげを立ち上げる施術です。しかし、カールの角度や仕上がりのデザイン、周りに与える印象など、さまざまな違いがあります。曖昧に選んでしまうと「失敗した!」と後悔してしまうでしょう。ここでは、どちらの施術を選ぶか迷っている人のために、それぞれの特徴を詳しく解説します。
①施術方法
韓国風まつげパーマとパリジェンヌは、施術で使用するロッドに違いがあります。まつげパーマの施術に使用する「ロッド」とは、まつげを固定してカールをつけていく専用の道具のことです。
根本から立ち上げつつ、毛先にカールをつける韓国風まつげパーマは、「ラッシュリフト用」のロッドを使用します。ラッシュリフト用のロッドは多くの種類が販売されているため、根本を立ち上げる角度や流し目風など、好みにあわせて選べるのが特徴的です。
一方で、パリジェンヌのロッドは1種類しかありません。まつげの長さによってサイズの変更はできますが、根本の角度は約80度と固定されている点が韓国風まつげパーマとの大きな違いです。
②仕上がりのデザイン
韓国風まつげパーマとパリジェンヌは仕上がりのデザインも違います。
根本からしっかり立ち上がりつつ、束感のあるふんわりとしたカールが特徴の韓国風まつげパーマ。まつげがセパレートしすぎず、全体にまとまりのある目元に。また、希望にあわせて束の量も調節もできます。ナチュラルから、韓国アイドルのようなぱっちりとした仕上がりまで、幅広いデザインを楽しめるでしょう。
パリジェンヌも根本から立ち上げますが、中間から毛先にかけてカールはつけません。上に向かってストレートに巻き上げるので、洗練された大人っぽい印象になります。目元のリフトアップ効果が高く、自然と瞳に光が差し込むように。また、目の縦幅を強調してくれるため、小顔効果も期待できると言われています。
韓国風まつげパーマとパリジェンヌのどちらがおすすめ?

まつげパーマを選ぶとき、希望の仕上がりだけではなく、自分の目の形やメイクスタイルにあわせることが大切です。韓国風まつげパーマとパリジェンヌは、それぞれ仕上がりの雰囲気が違うため、向いている人や向いていない人も異なります。ここでは、韓国風まつげパーマとパリジェンヌのそれぞれがおすすめの人を詳しく解説します。
韓国風まつげパーマがおすすめの人
韓国風まつげパーマは、柔らかなカールと束感が特徴で、ぱっちりとした目元を演出できます。そのため、韓国風まつげパーマは以下のような人におすすめです。
- お人形のような目元になりたい人
- かわいい雰囲気になりたい人
- ナチュラルにボリュームアップしたい人
- 韓国コスメが好きな人
韓国風まつげパーマは、カールの強さを細かく調節できるため、どんな人にも馴染みやすいデザインです。また、一重や奥二重の人は、目元が自然と引き立つので、キツい印象にならずバランスがとれます。
「まつげを根元からしっかり立ち上げたいけど、パリジェンヌだとびっくり目になってしまう…」という人におすすめです。
パリジェンヌがおすすめの人
パリジェンヌは根本からしっかり立ち上げるストレートデザインが特徴です。そのため、パリジェンヌは以下のような人におすすめの施術です。
- 目を大きく見せたい人
- エクステなしで目力をアップさせたい人
- まぶたをリフトアップさせたい人
- 大人っぽいメイクをしている人
パリジェンヌは、まつげの長さを最大限に活かせるデザインです。まつげにカールがついていないので、クールで大人っぽい印象を与える効果も。自まつげをしっかり見せたい人や、まつげエクステなしでも華やかな目元にしたい人におすすめです。
韓国風まつげパーマのデメリットを理解しよう!

韓国風まつげパーマは、ナチュラルな束感やふんわりとしたカールが魅力的です。しかし、ケアをしないと持続期間が短くなったり、コーティング剤が必要になることがあるなど、デメリットもあります。韓国風まつげパーマの施術を受けたあとに「思っていたのと違う」と感じないためにも、前もってデメリットを理解することが大切です。デメリットよりもメリットが大きいと感じた場合は、ぜひ韓国風まつげパーマの施術を受けてみてくださいね。