まつ毛パーマの施術を繰り返していると、まつ毛が傷んでしまうというお悩みを抱えるお客様も多いでしょう。L3リフトは、そんなお客様にもぴったりの毛質改善が期待できるまつ毛パーマです。
この記事では、L3リフトの特徴や、パリジェンヌとの違いについて詳しく解説していきます。L3リフトについて理解して、お客様におすすめしましょう。
L3リフトとは?
L3(エルスリー)リフトとは、高濃度のトリートメント剤を浸透させながらまつ毛をカールさせる技術です。L3リフトは、2種類のトリートメントを使用することで、ダメージを抑えて内部の補修も行います。
毛質改善ができるまつ毛パーマとして、アイリスト・お客様の間で話題となっています。まつ毛パーマの持続期間にも作用するため、もちの良さを求めている人にもピッタリです。
L3リフトで使われるトリートメント成分
L3リフトでは、2種類のトリートメントを使用し、ステップごとにダメージ補修を行います。ここでは、L3リフトで使用する2種類のトリートメントについて詳しく解説します。
1stトリートメント|LASH LINK(ラッシュリンク)
L3リフトのLASH LINKは、『オーガニック活性ケラチン』を主成分にしたトリートメント剤です。各種ダメージケア成分を、原料濃度100%で配合しています。
低分子・中分子の活性ケラチンを配合し、まつ毛の内部から表面までのダメージを防ぎます。また、ブドウ糖をベースにしたfiberhance(ファイバーハンス)がまつ毛の奥深くに浸透することで、まつ毛にハリとコシをプラスし、まつ毛パーマのゆるみ防止にも効果的です。
2stトリートメント|LASHLINKACID(ラッシュリンクアシッド)
L3リフトで2つめに使われるLASHLINKACIDは、まつ毛内部の再結合をサポートしてくれるジマレイン酸を配合したトリートメント剤です。
まつ毛の強度を高めて、ダメージを補修しながらpHバランスを整えることで、弱酸性の健康的な毛質に導きます。ダメージによるまつ毛の乾燥や、切れ毛・まつ毛パーマの持ちでお悩みのお客様におすすめです。
L3リフトの特徴
まつ毛パーマの新技術として注目されているL3リフトは、多くの特徴があります。ここからは、L3リフトの主な特徴を解説します。
ダメージを最小限に抑えられる
L3リフトは、パーマ剤のダメージを最小限に抑えるとともに、まつ毛の内部を補修する技法です。
L3リフトは、前処理トリートメント・中間処理トリートメント・後処理トリートメント・仕上げ補修用コーティングジェルの、4段階のトリートメント剤を使用します。パーマ剤によるまつ毛のダメージをケアしながら、カールを完成させます。
L3リフトは、抜け毛・切れ毛・変形・細い・まつ毛パーマのゆるみにも効果的です。まつ毛のダメージを修復し、健やかな状態に改善してくれます。
認定サロン制度がある
L3リフトは、確かな技術と、正しい知識をもった技術者が施術できるよう「認定サロン制度」(L3リフト導入サロン)を設けています。認定サロンになるには、厳しい審査に合格しなければなりません。
そのため、認定サロンでL3リフトを施術することによって、お客様も安心して施術を受けられます。
自然なカールになる
L3リフトは、お客様の希望に合わせたカールが可能です。特に、ナチュラルな仕上がりにしたい人におすすめです。
L3リフトを施術することによって、アイラインにそった、やわらかいカールになります。従来のまつ毛パーマより、自然な見た目になるのもポイントです。
まつ毛パーマの持続期間が伸びる
L3リフトを受けると、1度の施術で6〜8週間持続するとされています。忙しくて短い間隔でサロンに通えないお客様でも、まつ毛パーマが気軽に受けられるでしょう。
L3リフトは、持続期間を短くする”まつ毛へのダメージ”をおさえられます。そのため、カールを長く保つ効果が持続し、メンテナンス頻度を下げられるメリットがあります。
まつ毛の毛質改善ができる
L3リフトは、まつ毛の表面だけではなく、内部のダメージも補修します。このことから、L3の施術を繰り返すことで、まつ毛の毛質が改善されてより美しいカールに仕上がります。
また、まつ毛の毛質が改善することによって、何度もまつ毛パーマをかけたい人にも効果的です。まつ毛パーマの頻度が高い人には、L3リフトをおすすめしてみましょう。
L3リフトとパリジェンヌとの違い
L3リフトとパリジェンヌには、違いがいくつかあります。
パリジェンヌは、日本人のまつ毛に合わせて80度の角度で立ち上げるデザインです。日本人の目元に合うように開発された技術で、下がりまつ毛の人にもパーマがしっかりかけられます。
パリジェンヌは、カールデザインが1種類で、根本から立ち上げて、ストレートにあげるのが特徴です。対してL3リフトは、お客様のお目元・まつ毛の状態に合わせて、15種類のデザインから選べます。
パリジェンヌは、ダメージ補修をするトリートメントはありません。一方、L3リフトは4段階のトリートメントを浸透させて、ダメージをケアしながらカールを仕上げます。
パリジェンヌは、薬剤によりますが、まつ毛がハイダメージのまま仕上がり、日数が経過していくと毛先が傷むリスクがあります。まつ毛へのダメージは、カールの持ちの低下にもつながるので要注意です。
L3リフトがおすすめの人
L3リフトは、従来のまつ毛パーマになかったさまざまな効果が期待できる施術です。特に、L3リフトは以下の人におすすめです。
- 忙しくてなかなかサロンに行けない人
- まつ毛をケアしながらまつ毛パーマをしたい人
- まつ毛のダメージが気になる人
- カールの持ちが気になる人
- 厳正な審査を通過したサロンで施術を受けたい人
L3リフトは、まつ毛パーマの施術を繰り返し、ダメージが気になる人にもピッタリです。また、デザインも豊富なので、お客様の好みに合わせた施術ができるでしょう。
L3リフトの認定サロンになってお客様におすすめしよう!
L3リフトは、まつ毛をケアしながらまつ毛パーマを楽しめる画期的な施術です。L3リフトを施術することで、4種のトリートメント成分が、お客様のまつ毛を優しくケアしてくれます。
そのため、お客様はまつ毛パーマのダメージを気にせずに楽しめます。L3リフトの審査を通過し認定サロンとなって、お客様にひと味違ったまつ毛パーマをおすすめしましょう。